意外に多い編み図の間違い
十年以上前に
ヴォーグでしっかり
製図を含めて
手編みを学ばれた生徒様
いつもしっかり理解をしてから
編んでいます
ご家庭の事情があって
ヴォーグをやめてしまったので
製図は忘れてしまったと
言っていますが
編地はとてもきれいに編まれます
体が華奢なので
やはり自分サイズの製図が必要
ということで
私のところで
製図を含め
基礎からやり直したいと
いらっしゃいました
今はラグランカーディガンを
編んでいます
さすが数十年編んでいるだけあって
お見事な編地
ご本人は
納得いかずに
何度もほどいているといいますが
これだけの完成度で編めたら
まったく問題ありません
しかしながら
ラグランの減目が
何度やっても
段数と目数があわない!
とのこと
編み図を確認してみると
なーんーとー!
編み図が間違っていました!
生徒様が
「なんだか本の通りにやると
うまくいかないんですー!」
とおっしゃることは
結構多いのです
そのつど確認しますが
99%は編み方とか
減目の読み方が間違っています
要するに生徒様の問題が大多数
ただし
1%は本やテキストが間違っています
意外に間違いが多いので
信じ切って編み進めると
おかしなことになるのです
間違いを発見すると
私は一応出版社に電話で報告をします
編み図を書いているデザイナーさんと
本を編集している人が違うことが多く
多くの場合
編集者は文字の校正はしますが
編み図の整合性はチェックしないようです
なので
結構間違いが見つかります
今回も
減目の段数が間違っていたので
生徒様が自主的に
減目の部分を書き出してきました
これは
メモリーシートと言って
段ごとになにをするのかを
書き込むことができる
めちゃくちゃ使えるツールです♡
ここに書き出しておくと
これを見ながら編めば良いので
とっても便利!
段数が多かったり
減目や模様編みなど
複雑な操作が毎段ある作品には
これをまず書いて
頭の中を整理して
編む作業に没頭したほうが
スムーズに進みます
ラグランの減目も
一段落したので
ほっと一息です
次回は前身頃を
編みはじめます
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