GW1週間で夏のニットを1枚編むチャレンジ
今年のGWはちょうど手持ちの編みかけの作品が無く、旅行などの長期外出の予定もなかったので、1週間で夏のニットを1枚編むチャレンジを独りで実行していました。
日々の進捗はフェイスブックの編み物グループに投稿させていただき、応援してくださる方もいらしたのでしっかり頑張りました。
遅ればせながらその記録をまとめておきます。
編んだのはNORO the World of nature Vol.41の表紙の裏、2ページ目にある雁皮スラブの結城プルオーバーです。
身頃と袖はシンプルなメリヤス編みなのですが、かぎ針編みでエレガントなレースの衿がついた素敵なデザインのプルオーバーです。
5月2日:1日目
夕刻より編みはじめ。
ゲージをとったところ、ほぼ同じ寸法だったため作り目などは編み図通りに進めることにしました。
私が編んだのはリネンの糸とコットンの糸をそれぞれ1本ずつ引きそろえた二本取りです。
単純にメリヤス編みに見えますが、きちんとウエストシェイプが入っています。
ほんの少しの減目ですが、これが着たときにきれいに見えるちょっとしたマジックなのですね。
この日は半分ほど編んで終了。
5月3日:2日目
引き続き後身頃を編み続ける。
袖ぐり、衿ぐり、肩の引き返し・・・
どんどん進めて後身頃完成です!
すごく良い調子で進んでいるので、勢いに乗って前身頃の作り目をしてサクサク編みはじめ。
前身頃ももちろんきれいなウエストシェイプが入ります。
さすがに夕方あたりから背中がこわばり、血流が悪くなってきたのでこの辺で終了。
5月4日:3日目
この日は昼間に手編みレッスンがあったので、集中して編みはじめたのは夕飯が終わってから。
暗くなってから録画してあるドラマを鑑賞しつつ編み物をする・・・
本当にものすごく集中できます。完全にトリップしています。
しかしながら急激な睡魔に勝てず、中途半端に終了。
やはり外出があるとなかなか進まないのです。
5月5日:4日目
さて、しっかり編むぞ!と気合を入れて午前中からかなりスピードが上がりました。
前身頃は大き目に衿がつくので、後身頃に比べて袖ぐりからの面積が小さく楽に編めました。
後身頃と前身頃の肩をかぶせはぎ、両脇のすくいとじまで終わらせました。
やはり両身ごろがつくと一気に完成形が見えてきます。
こうして形を整えるとウエストシェイプもきれいなラインになっています。
5月6日:5日目
手編みレッスンを午前中に終えて、いよいよ袖にとりかかります。
今回の作品は半袖なので比較的楽に編めます。
ただし、袖は2枚同じものを編まなくてはなりません。
減目増目がかなり細かいので、確認しながら編み進めます。
せっかくの作品ですからきちんと編みたいので、メモをしながら必死に編みました。
このあたりになると、さすがに毎日ハイペースで編んでいるので背中がとんでもなく痛くなってしまいました。
この日は袖一枚編んで、そのあとはジムでベンチプレスをしてきました。
編み物も背筋が大切です。
5月7日:6日目
前日までに袖一枚完成していたので、あとはもう一枚袖を編むだけ!
余裕だぜ!あっという間に完成!と思っていました。
スピーディーに棒針編み部分は終了したのです。
袖下のすくいとじも終わって、あとは袖付け。
一休みしてから袖までつけて基本的なところは出来上がりました。
そして5月8日!いよいよ一週間の最終日。
衿をかぎ針で編んで完成だ!余裕じゃん。と思っておりました。
5月8日:7日目(最終日)
さて、まずは何と言ってもこの作品のデザインのポイントであるレースの衿です。
身頃からしっかりバランスよく拾い目をして編み進めます。
しかし思った以上にボリュームがあるので、時間がかかります。
本当にちゃんと編めているのか、ある程度編地ができてこないと確認もできないので、ひたすら編み進めます。
ひとまず衿は問題なく編めたのですが、ここにきて身頃のすそに編みつけるかぎ針編みに迷いがでてきました。
編み図では袖のふち編みと同じシンプルなデザインになっているのですが、身ごろが出来上がってみると、もうちょっと丈が欲しくなりました。
なので一度ためしに衿と同じ編み地をつけてみようと思い立ち、裾から目を拾って編み始めてみました。
最初は目数が多すぎてフリルのようになってしまい、私の思っていたイメージと違ってしまったのでバランスをみて編み直しました。
そうこうしているうちに日が暮れてしまい、納得のいくバランスで編み終わったのが夜中の11時45分。
なんとか5月8日中に完成させるという気合だけでやっつけた感じになりました。
暗い室内でとりあえず編みあがりホヤホヤを撮影。
こうして平置きだとイマイチこのデザインのステキなところが伝わりにくいです。
水通しとアイロンは後日ということで辛うじて編みあがりの報告をフェイスブックにあげて静かにチャレンジ終了となりました。
仕上げ
翌日水通し後スチームをあてて仕上げました。
見違えるように良い感じになりました。
ウエストラインに沿ってきれいなカーブになっています。
なにより衿元がエレガントです。
本体がメリヤスのシンプルな編地なので、衿のレースがとても華やかになります。
バックから見てもウエストラインが引き締まり、衿と裾のレースのバランスが取れました。
編み図ではもっと裾はシンプルですが、衿がエレガントなのでこのくらいやってしまっても全然おかしくないですね。
やはりこの衿元です。
開き具合とか立ち上がり具合がちょうど良いです。
全体的にすごくフェミニンな仕上がりになりました。
さすがNORO bookの作品です。とても凝っています。
1週間でプルオーバーを一枚編むチャレンジはギリギリで達成しましたが、本当に疲れました。
編み図があっても、結局のところ自分なりにアレンジしたり迷ったりしているうちに時間がどんどん過ぎていきます。
今回は1週間というしばりがあったので逆にスイスイ進んだ点も多かったですが、やはり身体はつらいです。
特に背中が固まりました。
こればっかりはあまりお勧めできませんが、達成感はすごいです。
これをやり切れたのはひとえにネット上で進捗報告をしていたからでした。
フェイスブックで最後まで応援していただいた皆様にお礼申し上げます。
まとまった時間のとれたときにまたいろいろなチャレンジをしてみようかと思いますので、ご興味のある方はぜひご一緒してくださいね!
よろしくお願いいたします。
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