みんな大好きモチーフつなぎ
かぎ針編みの醍醐味といえば
やはりモチーフつなぎですね。
見た目にかわいらしく、編んでいてもテンションがあがります。
小さなモチーフをたくさんつなげて、バッグやブランケットやセーターなど
お好きな大きさに仕上げることができます。
モチーフつなぎの楽しさは、なによりその色使いです。
お店や本で見かけた見本の通りに材料をそろえて編むのも良いですが
好きな色合いやデザインで作ってみたい!と思う方も多いです。
でもいきなりどうやって色を組み合わせれば良いのかわからない!
という方に、どのようにモチーフの配色を決めると良いかをお教えします。
これは最近私が編んだお花のモチーフつなぎのバッグです。
この作品は8色構成です。
お花のデザインもさることながら
この配色を褒められることが多いです。
おそらく毛糸選びをしたことのある方ならお分かりだと思うのですが
好きな色を8色選んで組み合わせるのって
思ったより相当難しいです。
色に対してものすごく思い入れがあったり知識があれば
うまく組み合わせができるかもしれませんが
いきなり配色を自分で考えるのはなかなか大変です。
そんな時、私は最初に作品のイメージをおおまかに描きます。
このバッグのイメージは『東欧のタイル』の配色のイメージでした。
そして、配色のアイデアを探します。
例えばこんなタイルとか
こういう遺跡チックなイメージとか
ちょっと探せば好きな配色やイメージにたどり着けます。
そもそも作品として成り立っているものは、きちんと配色が考えられていますし
伝統柄や伝統配色は決まりがあって、それに倣えばきれいにまとまります。
まずはどんな雰囲気のものが好きなのか
どんな色合いが好きなのか
または好きな絵や写真や映画でもかまいません。
それらを構成している色を配色に使うとモチーフのアイデアになります。
私が好きでよく参考にするのは、竹久夢二デザインです。
【中古】 夢二デザイン /芸術・芸能・エンタメ・アート(その他) 【中古】afb |
モダンでおしゃれなデザインと色使いがとてもツボです。
北欧のデザインにも通じるものがあります。
お好きな画集などから配色を参考にすると
大きく外れることはありません。
こういう作業を繰り返していくと
自分の好きな雰囲気というのは
必ずしも好きな色だけで構成されているわけではないのだと気がついたりします。
最後に、カラーチャートを確認します。
美術の時間に習ったような記憶がありますね。
これは、配色がある程度固まったあとに、
差し色を選ぶのに有効です。
輪の反対側の色をポイントに使うとすごく作品が引き立ちます。
私のモチーフつなぎのバッグは、青や紫系をメインにまとめてあるので
差し色に黄色を入れています。
また、作品として落ち着かせるためには明度(色の明るさの度合い)と彩度(色の鮮やかさ)を合わせましょう。
モチーフつなぎとして統一感を持たせるのには8色くらいが限度ですので
あまりよくばって色をつめこみすぎないようにするのもポイントです。
色合わせに関してはお悩みが多いところですので
お好きなイメージをお聞きしながら、一緒にお店に行ってショッピングすることもできます。
ぜひご相談くださいね。
モチーフつなぎは無限に広がる世界ですので
色選びから楽しんでください!
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