へそまがり日本美術展に行ってきた
府中市美術館で開催中の
へそまがり日本美術展
禅画からヘタウマまで
に行ってきました♪
府中市美術館のサイト↓
春の江戸絵画まつり へそまがり日本美術 禅画からヘタウマまで
↑このサイトでいくつか作品が見られます
充分この展示の楽しさが伝わります
へそまがり・・・
多くの美術品は
キレイで、均整がとれていて
誰がどう見ても美しい!
多くの美術館には
そういった
正統派の美術品がならんでいます
しかし!
人間というのは
パーフェクトに美しいものばかりが好き!
というわけではありません
なんかちょっとコレって・・・
とか
微妙すぎるよなぁ・・・
とか
なんだこりゃ・・・・
みたいな
ちょっと心がざわつくようなもの
世間一般的に言う
【美術品】の枠にとらわれない
自由で、常識を超越した
なんだかものすごくパワーを感じるもの
そういった作品に
なぜか心が持っていかれます
そんな作品を集めたのが
へそまがり日本美術
ものすごく面白い企画でした!
あの若冲が
こんなヘタウマな作品を描いていたなんて(笑)
あのルソーが
こんな変なバランスの肖像画を・・・(笑)
あの夏目漱石先生までもが
こんな微妙すぎる絵を・・・(笑)
ヘタウマ作品の代表として
湯村輝彦や
蛭子能収まで展示されている!
新鮮すぎる企画展!
なかでも思わず笑ってしまったのが
将軍様・お殿様の作品
特に徳川家光の兎図は
見ればみるほど味がある!
(大人気なため撮影スポットまであったよ!)
筆ぼっそぼそ!
衝撃的です!!
将軍様はとても絵がお好きで
たくさんのヘタウマな絵を描いていらしたそうです
当時はその絵を多くの大名に下賜していたそうで
おそらく上様からのお宝ということで
代々丁寧に保存していたからこそ
今こうして美術館に並んでいるのです
当時、徳川家光から
この兎図をもらった人は
内心「上様、マジか!」と
思ったことでしょう
さながら
はいだしょうこの絵に
衝撃を受ける私たちのリアクションと
似たようなものだったと
想像できます
当時、狩野派の先生に
絵を習っていたというお殿様ですが
その筆致には
狩野派の痕跡は一切無し!
独自の画風を確立しています
徳川家綱は
とても鶏がお好きなようで
鶏モチーフの絵をたくさん描いています
本当に楽しく描いたんだろな
ということが
よーく伝わってきます
美術品って本当にすごいな
あまりにも
将軍さまの絵のインパクトがすごいので
Tシャツとか作ったら面白いのに!
と思っていたら
ミュージアムショップに
トートバッグがありました(笑)
在庫もたくさん♡
やっぱりこれ
誰が見てもキャラクター商品
作りたくなるよね!
もう
普通の美術館では
満足できない人
普通の美術館は
なんだか笑えないし
という人に
へそまがり日本美術展
おすすめします♡
きれいなもの
巧いもの
有名なもの
そんなものばかりが
美術品ではない!
芸術とは奥深くて
本当におもしろいものなのだ♡
こういう視点での企画展
とても楽しめました!
この衝撃をぜひ現場で味わっていただきたいです♪
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